2016/08/29 22:33
ナラ枯れが里山のコナラやクヌギを襲っています。
突然山の樹木がまっ茶色になってしまうのです。
しかも、そこそこ大きな木に多いのです。
このナラ枯れはカシノナガキクイムシが病原菌を木の中に運び込み感染させて樹液の流れを止め樹木を枯らしてしまいます。
こんなピンチになっている里山は、かつて薪炭やホダ木の生産を行っていて萌芽によって更新されていた山に多いのです。
こんな病んでいる里山を再生するには、公園のような綺麗な山にしても解決しません。
以前のように木を切り、人が木を利用して、また再生する山に戻さなければならないのです。
もっと木を利用する生活スタイルにしたいものですね。