2015/11/16 11:19

お酒によって似合う木のテーブル材が違う!
日本酒は何と言ってもケヤキやクロマツを使った座卓のイメージがありますね。
磨きぬかれた1枚ものの材料で作られた机で飲む日本酒は格別なものです。

ワインやウイスキーなどの洋酒となるとオーク材の右に出るものはいません。
重厚感漂わすオークの材質は、チーズやワインなどの味覚を引き立たせる効果があります。
ヨーロッパでは、アンティーク家具でもわかりますように
代々家具を受け継いで修理しながら使います。
長い年月の使用に耐えられる強さを持ってるのもオーク材の特質です。
磨きこまれ飴色の光沢を見せるテーブルの上で飲む赤ワインに、ついもう一杯ではないでしょうか!


ちなみにワインの栓に使われているコルクはどんな木でしょうか?
世界中で最も上質のコルクが取れる木はポルトガルのコルクガシです。
この木は大変強い木で、コルク層を剥ぎ取っても9年で再生し、木材の寿命も150年〜200年もあり
とてもエコロジカルな木なんです。
オークとは同じブナ科で相性も良いんでしょうね。
他に、コルク層が発達した木として西日本に多いアベマキがあります。
ブランドshopのカルチェのお店の内装材はオークを使っています。
このオーク材は、ミズナラなんです。
北海道のミズナラは特に材質が優れ戦前は輸出していました。
最近は、中国からの輸入材が大半を占めているのが残念です。