2015/10/22 14:57


松の木の下にマツボックリが落ちてます。
このマツボックリから芽が生えるのかな?
ほとんどの方がそう思っているのではないでしょうか。

マツボックリは硬い笠が開いて、その中にある羽を持った種が風で飛んでいくようになっています。

マツボックリの笠が開いた隙間に、写真のような薄い羽を持った種が入っているのです。
ですから、松の下に落ちてるマツボックリには、ほとんど種が入っていません。
とっくの昔に風に揺られて遠くへ飛んで行ってしまっています。
ドングリのように重力に導かれて子孫を増やすのかと思っていたら大誤算ですね。
マツボックリは、風の吹くまま気楽な旅をするのですね。

この小さな松の種から発芽しました!


生まれたところから、松って感じ満載しています。
手軽に育てられる緑鮮やかなアカマツの実生苗ですね。


これはクロマツの松ぼっくり
これから傘を開いて羽を持った種が現れてきます。
アカマツと違いクロマツの幹はダイナミックと言うか男性的で力強さを感じます。