2015/10/20 14:54



秋になるとブナ科の仲間はドングリを母樹の周りに落として子孫を増やしていきます。
上の写真は里山の代表格のクヌギのドングリが、芽を出したところです。
ドングリは母樹から離れ地表に落ちて、水分環境が良ければすぐに根を出します。
それで年を越えて新芽を出してくるんです。
水分環境センサーを、この硬い殻のどこで読み取るようになっているのでしょうか?

ドングリの赤ちゃんも人間の赤ちゃんと同じで、柔らかな大地のベッドが必要なんです。
荒れ果てたカサカサの大地では、ドングリの赤ちゃんも根を出せません。
腐葉土のある柔らかい山里を取り戻して、素晴らしい日本の四季を楽しみましょう!


ブナの実のスケッチなどで
秋を満喫してください!
クヌギの落ち葉は少し硬め、そんな落ち葉でいっぱいになった窪みに愛犬が突撃していくのは晩秋の楽しみです。